コミュニケーションのキモは相手の感情を満たすこと

ビジネスの基本はコミュニケーションだという話をしました。コミュニケーションの成立する場合ってどんな感じか考えたことありますか？

仲良く語り合う…意思が通じ合う…みたいなシチュエーションが浮かんでくると思います。

ニコニコしてますよね。満足満足って。

そうです！それが大事なんです！

満足したら成立します。それでは友人同士のコミュニケーションとビジネスのコミュニケーションの違いはなんだと思いますか？

お金が間に入りますね。

これは卑しいとか、汚いとかそういうものではありません。

他のものと比べることのできる基準が出来たということです。価値をより厳しく見定めることができるのです。

コミュニケーション成立の条件がはっきりしてきます。だからコミュニケーションが取れた＝ビジネスの成立で満足するという図式が生まれます。

お金でもらう価値と交換するのがビジネスです。踊りながら生きていきたいあなたが提供できるもので相手が欲しいものを絶えず考えてください。あなたがあげたいもの、が優先するとコミュニケーションは成立しません。

相手が欲しいものであなたが持っているものが必ずあります。あなたが当たり前だと思っているものでそれで喜ぶなんて思いもよらないものです。

今のあなたのアタマでは気がつかないもの。

でも既に持っているものです。

人の欲望をよく観察してください。

溢れている広告の文句を読んでみましょう。

ひとのどんな感情をくすぐっているでしょうか。

外に出て行くと学びの宝庫がそこにあります。

コミュニケーションを鍛えるためのコピーライティング

前回までの話では

踊りが好きで関わっていきていきたい人は

稼ぐことを考えるべきだという話をしました。

そして稼ぐということは実は表現の上達につながります。なぜなら、ビジネスはコミュニケーションの対価として共通基準である通貨を得るというわかりやすい結果が出るからです。

というわけで

あなただけの特色のある講座を開催してくださいという話をしました。思いもかけないものを掛け合わせて欲しい！と言われるものをつくっていきます。

そこでどんな突拍子も無い組み合わせでオリジナルをつくるとしても絶対に必要なものがあります。

それがコピーライティングです。

なんだ、と思ったでしょうか？

よくあるコピーライターね、と思った方、

違います^ ^

職業名ではありません。文字通りの行為、これはどんな職業を選ぶにしても一番重要です。

特に踊りが好きで自活したいというマイナーな願望をもつあなたの場合、絶対に必要で尚且つこれを極めれば簡単に願望が実現します。

あなたの講座がどんなに素晴らしくてもコピーライティングスキルがなければその素晴らしさを伝えることができません。

逆のこともあります。大したことない講座を宝石のように輝かせて莫大な収入をもたらすことも可能にします。

あなたは自分の講座の魅力を自分の言葉で表現することができますか？

読んだ人が

この講座は私の為にあるようだわ！

とおもわせる表現。

それがコピーライティングの第一歩です。

他人のこころの内を読み解くのは

とても難しいので、まずは自分がどんな文章に惹かれて行動を起こしているのか観察してみてください。どんどんスキルが上がっていきます！

ビジネスとはコミュニケーションの練習

踊りと共に生きていきたい、芸術を探究し表現力を磨き続けたい…と思っているあなたにとっておきの秘密を教えます…

ビジネスとはコミュニケーションの場

でもあるのです。

というより、一番シビアな

コミュニケーションの指標です。

経済的に困窮しているのなら

世界とのコミュニケーションが

うまく取れていないのです。

外に向けた表現が下手なんです。

踊りを一段と向上させたいあなたに

チャンスです！

あなたが今考える上達は

内側のコミュニケーションになります。

自分の内部のコミュニケーションが

上手くとれて踊りが上手くなる。

コミュニケーションが下手だと

身体の故障、こころの故障となって

現れてくる。

このことはあなたにとって

わかりやすいはずです。

内側があなたの今考える上達につながり、

外側の表現の上達がビジネスなのです。

そう考えるとゲームのように

ワクワクしてきませんか？

経済の改善があなたの踊りの上達に

つながっていきます。

ビジネスは汚い金儲けではなく

コミュニケーションの練習の場なのです。

それがわかってくると

観る世界が広がっていきます。

自分の表現と相手の感情。

ビジネスは相手の感情を満たすことで

成立します。お金はその物質的な証です。

人がどんな感情を満たしたいと思っているか、

周りを見渡してみてください。

未完成で始めるのが成功の秘訣

 技術を習得し、技を磨き続けることが鍛錬だと習って来たダンサーにとって未完成でも始めていくというのはものすごい抵抗があります。

人に養ってもらうのではなく

自立して生きたいのなら

経済的自立が社会的貢献だということ

つまり、世の役に立っているあらわれだと

いうことを覚えてください。

どんなに技術が自分より低く

芸術の奥深さがわかっていない人で

あっても経済的自立を遂げているのであれば

芸術的伝達とは違う観点でなんらかの社会的貢献をしているのです。

わたしなんてまだまだです。修行途中の身です。なんて言っていると、いつまでたってもアルバイトで疲れ果てながら、舞台のチケットのノルマをかぶり、貧乏で歳をとって動けなくなるだけです。

謙虚であることは踊りを磨き続けるために必要な要素です。それと経済的に謙虚であるのは別だと認識しましょう。周りの人に負担をかけるより、しっかり対価を要求すべきです。 

それはあなたのためにもなるのです。

なぜなら

あなたの人生の情熱と探究に費やした時間とお金の対価だからです。それによって得た経験と知識です。

つまり、あなたの価値であり対価を得ればあなたは価値を認められたということになります。

無価値と思うことほど辛いことはなく、

役に立っていると思うことほど幸せに満ちた感情はありません。

あなたが幸せになれるのです。ここで間違えてはいけないのは、お金をもらったから幸せではなくて、お金で価値が現実化して見えたから幸せを感じるんです。

必ず自分ならではの価値を見出して

表現して提供できます。

一人一人の人生が違うように

踊りを通して伝える知恵が同じことは

ありません。あなたが人生で得た知恵を伝え、対価を受けとりましょう。

ただひとつだけ、気をつけて欲しいのは知恵を伝えるときに気をつけることは未完成でいいということです。

すべて解き明かしてから伝えようとしたら死ぬまでその時期は訪れないでしょう。ここまでわかりました！この先は研究中です！一緒に探究しませんか？でいいんです。

さぁ、行動あるのみです。

立派なお教室も素敵なデザインのチケットも

必要ありません。

どんどん自分の知識を発信して

欲しい人に提供していきましょう。

稼げないあなたがまずすること

踊りが好きだけど、それだけで食べていけないあなたの現実。

どこかに所属していようとフリーであろうと自活には及ばない場合、あなたはマイナーな勝ち組を目指すことになります。

お金も不動産もおよそ資産となるものが何もないところからの出発です。

あるのは自分の身ひとつ。

膨大な自己投資の集合体としてのからだひとつです。これは価値のあるものです。

 前回に話したことを覚えていますね。

自分の人生の中で苦労したり苦手だったりしたこと、好きで得意だったこと、掛け合わせていくと唯一無二の存在価値が生まれます。

今回はその先からの話です。

何をするのか？

資産のないあなたでも広告できる世の中になりました。これを大いに活用するのです。

貧乏人も情報発信出来る世の中になりました。

今あなたがまずすることは情報発信！

稼ぐ第一歩です。

自分が苦労して得たスキル

克服した苦手

伝えたい素晴らしさ

流れていくものではなく、残るものに書いてください。すぐに効果は出ないです。でもひたすらバカみたいに信じて目の前にいる誰かを妄想し、その人が幸せになるために書き綴ってください。

あなたという人がだんだん浮き彫りになっていきます。ブランディングされていきます。

回り道がプラスになる

前回、一つのものならメジャーな存在に負ける。逆転勝ちするためには掛け算を考える、すなわちコラボする、という話をしました。

 それならば何と何をコラボレーションすればいいのか。

ヒントは今までの人生の中にあります。

人生を総チェックすることです。

掛け算したらどうなるだろう？

あり得ない組み合わせほど誰にも真似できないあなた独自の仕事になる可能性を秘めています。

人生の紆余曲折はすべてプラスになります。

回り道は存在しません。

〇〇の経験がある〇〇。

これがあなたしかない武器になります。

 例えばわたしの場合でいうと、

幼い頃から空想して一日が過ぎていく子でした。布や紙を触った感覚が大好きでした。

そして踊るのが好きでした。

ここから

・空想が好き、踊るのが好き→舞台を創造する踊り手

・布や紙を触った感覚が好き、ケガやからだの不具合で悩んできた、踊るのが好き→相手のからだの動きや収縮、伸展を触っただけで修整できる踊り手

という思いもつかなかったコラボレーションが生まれました。

なんて強引な！と思うかもしれませんが、わざわざくっつけたわけではなく好きなことと好きなことが凝縮されていったのです。

気にするポイントはやっていて心地よいかどうか。

自分で作る仕事なのに不愉快ながらやっても仕方がありませんからね。

周りの人たちが遠回りしたねと思って見ていることでもヒントの宝庫であるのがわかっていただけたでしょうか？

ぜひ唯一無二の仕事を創造してみてください。

マイナーが活躍する時代

アナログな時代は

とにかく人の手に頼っていました。

人海戦術でなんとかする時代が

長く続いていたのです。

近代になっても、いえ現代においてさえ、

人口増加に頼った大量生産、大量消費の

概念から抜け出せない人は多いですね。

その概念に生きる人が取る選択肢は一つ。

長い物には巻かれろ、です。

有名大学の学歴、

大企業への就職、

老後の年金生活。

メジャーなことが幸せだと

思わされている人々。

ところが時代は変わりつつあります。

ネットがたった一人の情報発信を

瞬時に世界へ拡散させます。

メジャーにマイナーが頭脳一つで

対抗できる世の中になりつつあるのです。

一つ気をつけておきたいことがあります。

おんなじことをやろうとしない。

メジャーと同じ考えをもっていたら

どんな文明の利器をつかっても

勝ち目はありません。

マイナーな私たちが資本無くして

メジャーに勝つただ一つのポイントは

掛け合わせる

ということです。

結びつきそうもないものを  

あなたの中でコラボレーションさせ、

生み出したものが唯一無二の武器に

なります。

消費が飽和した現代、

独自の武器を持っているマイナーが

活躍し、勝利する時代がきています。