未完成で始めるのが成功の秘訣
技術を習得し、技を磨き続けることが鍛錬だと習って来たダンサーにとって未完成でも始めていくというのはものすごい抵抗があります。
人に養ってもらうのではなく
自立して生きたいのなら
経済的自立が社会的貢献だということ
つまり、世の役に立っているあらわれだと
いうことを覚えてください。
どんなに技術が自分より低く
芸術の奥深さがわかっていない人で
あっても経済的自立を遂げているのであれば
芸術的伝達とは違う観点でなんらかの社会的貢献をしているのです。
わたしなんてまだまだです。修行途中の身です。なんて言っていると、いつまでたってもアルバイトで疲れ果てながら、舞台のチケットのノルマをかぶり、貧乏で歳をとって動けなくなるだけです。
謙虚であることは踊りを磨き続けるために必要な要素です。それと経済的に謙虚であるのは別だと認識しましょう。周りの人に負担をかけるより、しっかり対価を要求すべきです。
それはあなたのためにもなるのです。
なぜなら
あなたの人生の情熱と探究に費やした時間とお金の対価だからです。それによって得た経験と知識です。
つまり、あなたの価値であり対価を得ればあなたは価値を認められたということになります。
無価値と思うことほど辛いことはなく、
役に立っていると思うことほど幸せに満ちた感情はありません。
あなたが幸せになれるのです。ここで間違えてはいけないのは、お金をもらったから幸せではなくて、お金で価値が現実化して見えたから幸せを感じるんです。
必ず自分ならではの価値を見出して
表現して提供できます。
一人一人の人生が違うように
踊りを通して伝える知恵が同じことは
ありません。あなたが人生で得た知恵を伝え、対価を受けとりましょう。
ただひとつだけ、気をつけて欲しいのは知恵を伝えるときに気をつけることは未完成でいいということです。
すべて解き明かしてから伝えようとしたら死ぬまでその時期は訪れないでしょう。ここまでわかりました!この先は研究中です!一緒に探究しませんか?でいいんです。
さぁ、行動あるのみです。
立派なお教室も素敵なデザインのチケットも
必要ありません。
どんどん自分の知識を発信して
欲しい人に提供していきましょう。